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「アンビルトの女王」と呼ばれるザハ・ハディド。
イラク出身の女性建築家です。
アンビルトとは、実際に建たなかった建築のことを意味します。
彼女の設計するものは、建築というよりアートに近いため、
技術的、また資金的に、建設を断念せざるを得ないケースが
過去に多かったため、そのように呼ばれています。
しかし、近年、時代が彼女に追いついてきたかのように、
次々と作品を発表し、世界的に目覚しい活躍を続けています。
そんなザハ・ハディドが設計した建築が、
今、ソウルで建設中ということなので、見に行ってきました。
東大門デザインプラザです。
2007年にデザインコンペが行なわれ、
2011年に完成予定だったようですが、
完成は2013年3月にずれ込みそうです。
現在、外観はほぼ完成形に近く、
仮囲いはあるものの、全容を見ることができます。
(特に公園側からは全容を見ることができます。)
自分が設計するものとはスケールも質も大きく掛け離れていますが、
このインパクトは十分、感動を覚えるものでした。
ソウルの芸術家の拠点として堂々と機能していくものと思われます。
日本ではまだ見ることのできないザハ・ハディドの建築を
見ることができただけでも、満足な韓国の旅となりました。