1週間ほど前のことになりますが、
隅田川散策の続きを夫婦で歩いてきました。
(気温は35度前後でへとへと。)
上野駅から歩き始め、前回のゴール地点・吾妻橋を目指します。
吾妻橋周辺はスカイツリー効果か、
観光用の人力車の数がかなり増えています。
バブル時代のポストモダン建築も健在です。(笑)
駒形橋です。駅に近い吾妻橋と比べると現在は、
少し寂しい街並みですが、江戸時代は「駒形の渡し」があり、
駒形堂と共に賑わいを見せていた場所です。
浮世絵にも数多く描かれています。
厩橋です。
ここも、かつて「厩の渡し」があったところです。
市民が寄付を募って完成した橋だそうです。
黄色いアーチ橋の蔵前橋。
かつては徳川幕府の米蔵のあったところです。
そして、両国国技館が出来る前には蔵前国技館がありました。
ちょっと寄り道して、隅田川と神田川の合流地点にかかる
神田川の柳橋です。ここはかつて料亭で賑わいを見せた街です。
水上交通がメインだった時代は、川と川の接点が、
一番の賑わいどころだったのですね。
今回のゴール地点、両国橋です。
(今週末の花火大会のため橋周辺は警戒中です。)
両国とは、武蔵と下総を指します。
二つの国を結ぶこの橋は、かつて大橋と呼ばれ、
浮世絵にもよく取り上げられています。
ゴッホが模写したことでも有名な「おおはしあたけの夕立」も、
そのうちの一枚です。
鎖国することによって結果として、独特の文化が栄え、
世界にも影響を与えた日本文化。貴重な財産ですね。
大江戸線・両国駅近くの「江戸遊」でのんびりと汗を流し、帰宅。
次回は、両国橋から東京湾を目指します。
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