無事、中古マンション購入の契約が済み、
いよいよ、リフォームの設計打合せが始まります。
事務所独自のアンケート用紙「住宅調書」に
さまざまなご要望をご記入いただきます。
しかし、それらのご要望を全て実現することが
建築家の仕事ではありません。
クライアントの言われたとおりにつくることは簡単ですが、
その結果が必ずしも、クライアントの満足いく結果にはつながるとは限りません。
また、間違いなく、そういうケースは予算オーバーします。
設計施工で受ける会社の場合は、クライアントの要望によって
予算オーバーすることは利益につながるので、大歓迎かもしれませんが、
第３者である建築家にとって、予算をオーバーすることは、
何の利益にもつながりません。
全体予算をにらんだ上で、
クライアントのご要望を整理し、抽出して、提案します。
なおかつ、その提案は、クライアントの潜在的な要望を満たすものであったり、
クライアントの想像力を超えるものであったりすれば、理想的です。
あらゆる制約がある中では、なかなか難しいことですが、
そういう設計を常に心掛けております。
「プレゼン」
「ショールーム巡り」
「照明打ち合わせ」
「最終打ち合わせ」
「見積提出」
（その３ 工事監理編へつづく）
【過去記事】
その１ マンション購入編
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