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大相撲名古屋場所と確認申請の話題

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最近、毎日のようにメディアを賑わせている大相撲の話題。
30年以上、大相撲を観戦している一ファンとしては、何とも悲しい話題です。


大相撲の世界は、かなり閉じられた世界なので、
「一般の常識」がわからないようなところがあるのでしょう。


中学を卒業して角界に入門し、一般社会に出たことがない親方衆だけで、
運営されている点が一連の問題なのだと思います。
今後は、外部理事を増やし、理事長は、プロ野球コミッショナーのように
外部から選ぶことも必要なのかもしれません。


今となっては、朝青龍がモンゴルでサッカーをやっていたなんて問題は、
たいしたことではないような気がしますね。
サッカー賭博をやっていたわけじゃないでしょうから。(笑)



ところで、建築物を新築するためには、「確認申請書」を提出して、
「確認済証」を発行してもらってからでないと、着工することはできません。
詳しい手続きはわからないとしても、
まぁ、「一般の常識」だと言ってもいいと思います。


しかし、昨日、こんなニュースが・・・。


大相撲名古屋場所に来た観客に弁当販売などのサービスをする「相撲案内所」のプレハブ建物が、名古屋市の許可が下りる前に着工するという不適切な手続きをしていたことがわかった。建物の基礎がなかったことも判明。日本相撲協会の担当・錦島親方(元幕内蔵玉錦)は「間に合わないから、(プレハブを壊して)応急措置でテントでやる」と説明している。


 名古屋市建築指導部によると、建物はプレハブで軽量鉄骨2階建て。着工に必要な建築確認申請の「確認済証」を、市が今月6日に交付したが、それより前に着工していたことが発覚した。市が現地を確認したところ、建物の基礎が無かったこともわかり、市は確認済証の交付前に着工したことを注意。基礎を新たに造るか、同等の補強工事をするよう指導した。 (7月8日朝日新聞



確認申請を提出している建築士や工事会社にも責任があると思いますが・・・。



担当親方の感想「今まで何十年もやってもらって、何も問題なかったのに。」