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最近、カーペット仕上げもいいなと思っています。

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別冊ブログ(設計事例編)に新規事例をアップしました。
マンションスケルトンリフォーム「HK#402」です。


今回は、「GH#302」に引き続いて、
床をカーペット仕上げにしました。


新築物件を含め、ほとんどの設計事例の床材は、
無垢のフローリングを使用しているのですが、
最近、カーペット仕上げの効用も見直しています。


竣工してみると、
「結構、カーペットもいいねぇ。」という話しに
現場でよく話題になります。


特に遮音性を求められるマンションリフォームや
小さなお子さんのいる二世帯住宅の2階床仕上げには、
メリットが大きいと思われます。


無垢材で遮音性に配慮するためには、
下地材にお金を掛ける必要があります。
求められる遮音性能によっては、
仕上げ材と同等の費用またはそれ以上、かかる場合もあります。
また、費用をかけても、カーペットと比較すると、
遮音性は劣ってしまいます。


(もちろん、カーペットの価格も、ピンからキリまでありますので、
 普及品のカーペットを選ばないとコスト的なメリットは生まれませんが・・・。)



カーペットの場合、気になるのは、日常の掃除かと思いますが、
例えば、このようなサイトもあり、わかりやすく解説されているので、
さほど、恐れることもないような気がいたします。


カーペットの手入れと掃除方法


年数が経過して、いよいよ汚れがひどくなってきたら、
クリーニング業者に依頼する方法もありますし、
(1畳あたり1500円〜)
お子さんが大きくなって汚す心配がなくなったら、
張り替えることもカーペットなら容易です。


意匠的にも、色や柄を慎重に選べば、
木との相性もいいように感じています。



とはいえ、もちろん、無垢材の良さを否定するものではありません。
無垢のフローリングの質感は、やはりとてもいいものです。
これからも推奨していきたいと思っています。


ここでは、求められる条件によっては、
カーペットという選択肢も最初の段階では
排除することなく検討していきたいというお話しでした(マル)


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絶対に使いたくないのが、遮音材付きの合板フローリングです。(笑)