国土交通省が発表した2月の新設住宅着工戸数は、
前年比24.9%減の6万2303戸。
3カ月連続の減少です。
建築基準法の改悪で着工数が激減した2007年9月を
下回ったということですから、状況はかなり深刻です。
1966年以来の低水準だそうです。
マンションに至っては、35.6%減。
マンションの設計を受注している設計事務所は、
大変なことになっていると思います。
伊礼さんのブログによると、
設計事務所は、ここ数年で淘汰され、
1/7に減少するかもしれないとのこと。
うちの事務所も、今のところ忙しくさせて頂いていますが、
昨年と比べると、時間にはかなり余裕があります。
状況をあまり悲観せず、
設計の質を向上させるいいチャンスと捉えて、
じっくりと図面と現場に取り組んで行きたいと考えています。
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「家は買うものではなく創るものですblog(設計事例編)」
工事価格の下落、土地価格の下落、過去最大の住宅ローン減税、
さらには贈与税の減税も検討中ということですから、
家を建てる人にとっては、これ以上ない絶好の時期なので、
いずれ住宅着工数も上向くものと思われますが・・・。