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設計事務所の営業

yusei20002008-05-01

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設計事務所を開設した頃、誰もが思うのが、
「どうやったら、仕事が来るのだろうか?」
私も時間だけ有り余り、途方に暮れたものでした。
(いつまたそうなるかわかりませんが。笑)


実績が少なく若い設計者には、誰も信用して依頼してはくれないし、
依頼してくれないから、実績を積むこともできないという悪循環。


私もいろいろと試行錯誤してジタバタしました。
チラシをつくってポスティングしたり、
地元の駅にポスターを貼ったり。
数少ない建て主を通して友人知人に宣伝してもらったり。
今、考えると、的外れで笑っちゃいますが・・・。


当然、効果はゼロ。


結論として行き着いたのは、
設計事務所に依頼する人は、自ら設計事務所に辿り着く。」という
単純なことでした。


チラシやポスターを見て、設計事務所に頼んでみようと思う人は、
実際には、まずいないようです。
設計事務所に依頼しようと思う人は、自ら、そのメリットやデメリットを
理解して、インターネットなどから情報を得て、アプローチされます。


また、設計事務所に依頼した方が上手く行く人と、
ハウスメーカーに依頼した方が上手く行く人と、
それぞれ、適正もあります。


友人・知人が設計事務所に依頼して上手く行ったからと言って、
自らが、そのメリット・デメリットを理解されていないと、
なかなか幸せな家つくりはできないものです。
ハウスメーカーに頼もうと思っている人を無理矢理、
説得しても、なかなかいい結果は生まれません。



結局、仕事を依頼されるようになる近道は、
依頼して頂いた数少ない建て主に対して、
全力で誠実に仕事をすることではないかと思います。


でも、けして「業者」には成り下がらず、
また、自分を「先生」と勘違いすることなく、
建て主とフィフティ・フィフティの立場での家創りを楽しむこと。


そして、実績をHPやオープンハウス、雑誌などで、
広く知ってもらうこと。


これの繰り返ししかないようです。


さらに、やせ我慢してでも、下請け仕事はしないこと。
生活に困ってしまうとなかなか難しいことですが、
自分の設計の質を落とさないためにも、
できるだけ下請け仕事は避けたいものです。




まぁ、そんなこんなで、
先週、事務所開設8周年を迎えました。
早いものです。
今後とも宜しくお願い致します。



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で、ベスト10入り。
内容のないブログでも、毎日、書いていると読んでもらえるものなのでしょうか?
昨日、テレビで「単純接触効果」という話をしていましたが、
設計事務所のブログも、毎日、書き続けると営業効果があるのかもしれません。