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「女人禁制」の土俵

気がつけば、秋場所の千秋楽が終わっていました。
場所中、一日も大相撲中継を見ることなく、
場所が終わってしまったのは、初めてです。
あぁ、何ということでしょう。
仕事ばかりしていてはいけませんね。
日本国民として相撲は見なくてはいけません。(笑)


秋場所の話題といえば、女性が意味不明のビラを持ちながら、
土俵に乱入したようですね。
森山真弓官房長官も大田房江大阪府知事も断られた女性の土俵入り。
あっけなく1400年の「女人禁制」が破られてしまったようです。


もっとも、相撲協会は、「阻止した」として、
何事もなかったということにしたそうですが・・・。


私もかつては、そういう「伝統」を守っていくのも
いいことかなと思っていましたが、
「断髪式」に行って、考え方が変わりました。


力士が引退する際、土俵上で断髪式が行なわれるのですが、
最後に、家族が涙ながらに花束を渡す場面があります。


しかし、奥さんと言えども、土俵に上がれません。
息子さんがいる場合は、家族を代表して、
土俵に上がり、花束を渡せます。
息子さんがいない場合は、娘さんか奥さんが土俵下に控えて、
力士が土俵際まで行き、花束を受け取ります。


そういう場面を見るたびに、違和感を覚えます。
相撲協会は、いったい何のために何を守っているのか?と・・・。


かつて、女性は不浄視され、観戦することさえ禁止
されていたようですが、明治5年にようやく解禁されました。
女性が土俵に上がることも、これを機に、
見直されてはいかがでしょうか?>北の湖さん。


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