家は買うものではなく創るものですBLOG

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仕事と育児、家事の両立

yusei20002007-05-22

仕事と育児、家事を両立していると、
どうしても仕事の時間は制限されてしまいます。
朝は、掃除・洗濯から始まり、
夕方からは、子供の迎え、夕食の支度、
子供の宿題、入浴、就寝。
時には、子供を病院へ連れて行ったり、
学校の保護者会に出席したり。
仕事ができるのは、子供が学校へ行っている間と
夜、眠っている間だけ。
こんな建築家いないんじゃないかと時々、思います。(笑)


よく「大変ですね。」と言われることがあるのですが、
自分としては、このライフスタイルが大変と思うことは全くありません。
苦になるどころか、子供と過ごす時間の多い毎日を楽しく感じています。
ぜいたくな働き方をしているような気さえしています。
「奥さん、楽でいいですね。」と言われることも多いのですが、
これも全く違います。妻の方が私より精神的にも体力的にも何倍も大変だし、
頑張っていると思います。
土日は私がほとんど仕事のため、全て妻まかせ。
平日、残業の多い妻も実質的に休みはほとんどないような状態です。


以前、スタッフを雇わない理由として、「一人の理由」という記事を
書いたことがありましたが、スタッフを雇わないもう一つの理由は、
子供を中心としたライフスタイルを守るため、融通の効く「一人で働く」
ということに居心地の良さを感じているからかもしれません。
スタッフを雇っていたら、「ちょっと子供を病院へ連れていきたいんだけど。」とか、
言うのも、遠慮がちになってしまいそうで。(笑)


そして、何よりも、仕事と育児、家事を両立していることで、
得られるメリットは、住宅の設計にあると感じています。
「時々、家事を手伝う」のではなく、
「日々、家事を行なう」ことで見えてくることは、
意外と多いことに気付かされます。
それらを住宅の設計に生かすことができるのは、
「子育て建築家」の特権かもしれません。(笑)


これからも、育児、家事を行ないながら、
「暮らしやすさ第一主義」の家創りを目指します。



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