さらに1年後。
「いよいよ発売が決まりました。6月に決定です。」
という嬉しい電話がありました。
その間、何度か電話やFAXで意見交換をさせて頂いたり、
現製品の施工途中の現場にご案内して納まりを確認したり、
わずかながらお手伝いをさせて頂きました。
開発の後半は、多くの設計事務所の協力を得て進んだようです。
浴槽開発部にお邪魔して拝見した完成品を見て、
「これは売れる!」と確信しました。
試作品とは見違えるような出来栄えでした。
真っ白で削ぎ落とされたようなデザインは、
既存製品にはない美しいフォルムでした。
まさに設計事務所好み。
「浴槽と洗い場だけ。加えるのは『発想』。あとは、自在。」
というキャッチコピーもピッタリです。