小学生の時の社会科見学で、
丹下健三設計の旧都庁舎を見学しました。
いずれ建築の道に進みたいと思っていた私にとっては、
大変、興味深い社会科見学でした。
後に、都庁舎は西新宿に移転してしまいましたが、
その跡地に完成したのが、「東京国際フォーラム」でした。
設計は、ラファエル ヴィニオリ。
１９８９年に日本で初めて行われた国際建築家連合 (UIA)
公認の国際設計コンペによって、設計者が選出されました。
当時、学生だった私は、コンペ案を展示した展覧会に足を運び、
ラファエルのコンペ案に圧倒されたことを覚えています。
建築家の磯崎新氏は、立地場所という観点などから「東京五大粗大ゴミ」と
批判しましたが、私は非常に独創性のある美しい建築と思っています。
夜景が美しいガラスのアトリウムも、木漏れ日が心地よい中庭も、
気軽に立ち寄れます。もちろん、無料で公開しています。
有楽町に足を運ばれる機会がありましたら、国際フォーラムにも
足を伸ばして、贅沢な空間を堪能してみてはいかがでしょうか？
毎年、暮れには、このようなイベントも開催されているようです。
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